「トイプードルを飼うのに家や部屋の環境はどうすればいいの?」
「どんな準備をすればよいの?」
「賃貸でも飼えるの?」
そんな疑問をもっている方に向けて書いています。
トイプードルを飼うときに家の環境は気になると思います。
戸建てに住んでいるなら迷うことはないと思いますが、賃貸やマンションに住んでいると「平気かな?」と不安になることもあると思います。
先に結論を言うと
小型犬で賢い犬種なので、賃貸やマンションでも安心して飼えます!
あなたがプードルを飼おうか迷っているのであれば、参考になればと思っています。
この記事を書いたのは
夫婦でプードル専門のブリーディングとトリミングサロンを運営し、毎日たくさんのプードルに囲まれて生活しているILIOの峯松が書いています。
もくじ
家の環境
戸建てに住んでいる方は、あまり環境を心配することは無いと思います。
賃貸やマンションに住んでいる方は規約や共有部分に気をつかう必要があります。
お勧めのポイントとしては
・小型犬
・かしこい
・無駄吠えが少ない
・抜け毛が少ない
・体臭が少ない
トイプードルは条件を満たしているので非常に飼いやすい犬種となっています。
飼うときの環境について見ていきましょう。
マンションや賃貸でも平気?
規約に反してなければ平気です。
マンションや賃貸の悩みは近所付き合いがあるので
「無駄吠えしない?」
「住民とすれ違うときに迷惑かけない?」
「共有部分に毛が落ちたりしない?」
などでしょう。
1.無駄吠え
テリア系の猟犬とは違い、トイプードルは愛玩犬です。
猟犬は吠えて知らせるのが仕事なので、何かあれば吠えて飼い主に知らせてくれます。
トイプードルは嬉しくて吠える場合もありますが、かしこいのでしつけをする事で無駄吠えの心配はなくなります。
2.住民とすれ違ったとき
これもしつけをすれば平気です。
適正な社会期を過ごしているプードルであれば、極端におびえて吠えたりはしないです。
基本的には人が大好きなので、吠えてしまう時も嬉しさが抑えきれないときです☆
もちろん犬嫌いの住民もいるのでちゃんとしつけを徹底しましょう!
ちなみにうちで数頭いるトイプードルは来客に対してうれしくて吠えてしまっていた子もますが、しっぽをくるくる回してうれしさは抑え切れてないですが、最初からしつけなしで吠えない子もいます。
このあたりも個性でしょうね☆
子犬時期に兄弟の中でもいじめられていた子は比較的おとなしい傾向にあります。
3.共有部分の抜け毛
トイプードルはシングルコートなので抜け毛はほとんどないです。
仮にスーツ姿の住民にすり寄ってしまっても、スーツに抜け毛がつくことはほぼないでしょう。
逆にダブルコートで抜け毛がある犬種の場合は気を付ける必要があります。
共有部分に抜け毛があったり、住民にすりよってしまった場合、間違いなく毛がついてしまいますので、神経質な人であれば嫌がられることもあります。
床について
タイルカーペットやクッションフロアなどの滑らない床が理想です。
フローリングやクッションフロア、畳ではダメという意味ではないです。
ちなみにうちもフローリング部分はあります☆
トイプードルは基本的に室内犬になると思います。
室内で走ったりもするので、フローリングでは滑ってしまいます。
うちの愛犬たちもよくドリフトしてます☆
長期的にみたら愛犬の足腰を守るために、タイルカーペットやクッションフロアを検討してみてもよいかもしれないです。
タイルカーペットやクッションフロアのメリットは
・滑り止めになるので足腰の健康を守れる
・汚れてもその1枚だけ洗えばよい(タイルカーペットのみ)
・リフォームではないので費用負担が少ない
・ペット用で撥水・消臭・防音などの商品がでている
床を全て覆う必要はなく、一部でもいいです。
賃貸などでは原状回復義務があるので、相談するといいかもしれないです。
小型犬なので防音はそこまで必要ないかもしれないですが、滑らないで健康的に過ごせるのは犬にとっては良いことです!
部屋の環境
トイプードルを迎えるときに注意してほしいことを並べていきます。
へたをすれば命にかかわることなのでしっかり準備をしましょう!
立ち入り禁止区域
先ず、立ち入り禁止の場所を作ります。
ペットショップなどで立派な柵がありますが、柵になれば何でもよいのでうちは100均の柵を固定して使っています。
立ち入り禁止にする場所の例です
1.キッチン
料理中に食べ物が落ちる可能性があります。
玉ねぎや料理酒など犬にとっては危険なものがたくさんあるので立ち入り禁止にしている方も多いです。
2.和室
畳もボロボロにされてしまう可能性があり、おしっこを失敗してしまったときに匂いが染みついてしまうので立ち入り禁止にしている方が多いです。
3.部屋
特定の部屋を立ち入り禁止にしている方もいます。
例えば犬アレルギーのある子供の部屋やカーペットを敷いている部屋などです。
4.階段
子犬時期は立ち入り禁止にしたほうがよいでしょう。
登れたとしても降りるときに転がってしまう可能性があります。
危険なものを排除
立ち入れない場所を決めたら次は危険なものを排除します。
代表的なものは
1.コンセントや電源コード
子犬時期はとくになんでも興味があり噛んでしまう可能性があります。
感電してしまい、最悪死んでしまうこともあるので注意が必要です。
カバーなどを買って保護しておくとよいでしょう。
2.ゴミ箱
食べ物が入ってなくてもティッシュなども遊び食べしてしまいます。
ふた付きに変えるか、立ち入り禁止区域におくようにしてください。
3.その他
誤飲や誤食を防ぐ必要があります、
あと思いつくものを上げてみると
・灰皿・ひも・アクセサリー・小物
・電池・洗剤・ティッシュ・殺虫剤
・観葉植物・薬など
極端に神経質になる必要はありませんが、
注意しておくに越したことはないでしょう。
あとは部屋にいるときに何に興味がありどんなイタズラをするのか、よく観察しながら対応していくといいでしょう。
温度調整
「お留守番のとき、エアコンは入れておいたほうがいい?」
こんな質問もよくあります。
真夏や真冬は、エアコンで温度調整したほうがよいです。
なのでケージはエアコンがある部屋に置きましょう。
温度は28度~25度、湿度は40%~50%が理想です。
あまり神経質になる必要はないですが、真冬や真夏に長時間放置するのは危険すぎるのでしっかり温度調整をしてあげましょう。
温度調整器具はエアコンがいいです。
ストーブは低温やけどの心配があります。
ペット用のヒーターや冷却マットなどが補助的にあると便利です!
あとは様子を見ててください。
暑いときはべろを出して息をしていたり、おなかを床にべったりくっつけて寝ています(床が冷たい場合)。
逆に寒いときは、丸まって寝ていてあまり動かないはずです。
犬も熱中症などの病気になります。
人間と違って「暑い」とか「寒い」とかを口に出せないので、
様子をみてサインを見逃さないようにして下さい!
まとめ
犬を飼いたいと思ったとき、
「マンションだから平気かな?」とか
「部屋はどんな準備をすればいいのかな?」
というのは誰もが思うはずです!
家や部屋の環境は上記の準備をすれば間違いないでしょう。
少し神経質な方向けに書いていますので、上記の準備ができないと飼えないという訳ではないです☆
我が家も無知でしばらくはフローリングでした☆
家や部屋の環境も大切ですが、犬にとってなによりも大切なのは飼い主です。
あなたが愛情をもって接することが何よりもうれしいはずです。
良質なご飯、落ち着ける環境、愛情たっぷりの飼い主
この3つがそろっていれば、犬は幸せに暮らせます☆