【保険会社に問い合わせてみました!】遺伝子疾患が見つかった後でも加入できる!おすすめのペット保険!

あなたは犬の遺伝子検査をしてみましたか?

遺伝性疾患については別の記事で説明していますので参考にしてください。
犬の遺伝子検査ってなに?遺伝子検査ってどんな仕組みなの?
犬の遺伝子検査のおすすめ会社!【全社申込みをして比較してみました!】

「遺伝性疾患が見つかったあとにはどうすればいいの?」
「将来的に病気になる可能性がわかったところで、どうするの?」

先ず、この記事を見ているあなたがブリーダーだったら、親犬全頭に遺伝子検査を実施してほしいです。
全ブリーダーが遺伝子検査をすれば、遺伝性疾患の子犬が産まれる可能性が必ず低くなるからです。

そしてこの記事を見ているあなたが一般的な飼い主であれば
保険に加入してください!

今回は遺伝性疾患が見つかった場合、将来の病気に対して準備ができるように、遺伝性疾患が見つかったあとにでも加入できる保険会社を紹介していきます!

この記事を書いたのは
夫婦でプードル専門のブリーディングトリミングサロンを運営し、毎日たくさんのプードルに囲まれて生活しているILIOの峯松が書いています。

 

調べ方

各ペット保険会社のお問合せページから質問をしました。

【メールの内容は】
トイプードルを飼っている〇〇と申します。

いま御社のペット保険の加入を考えています。

このたび試しにDNA検査をやってみました。
まだ結果は出ていないですが、仮に変性性脊髄症に将来的になる可能性が高いと結果が出たあとに、保険加入をした場合補償対象となるのでしょうか?

お忙しいとは思いますが、よろしくお願いします。

という感じです。

このメールのポイントは3つ。
・遺伝性疾患を調べて将来病気になる可能性が高いと結果がでた。
・まだ医師の診察などは受けていない。
・将来、遺伝性疾患になった場合に補償対処となるのか?

今回は「変性性脊髄症」という病名に絞って聞いていますが、返答のメールを見れば他の病気の場合も同じだと考えられます。
(ちなみに変性性脊髄症だと命にかかわる病気で治療期間が長くなります)

代表的なペット保険会社6社に上記のメールで質問をしてみました。

(この場を借りて保険会社さまにお礼を申し上げます。
私も保険に関わっていたことがあるのでわかりますが、保険事故が起こる前に補償対象かどうか聞かれるのは結構厄介な質問です。
今回メールした保険会社さまはすべての会社が厄介な質問にも関わらず丁寧に回答してくれました。
本当にありがとう御座いました。)

遺伝性疾患が見つかったあとペット保険に加入したいあなたに、お勧めのペット保険!

今回は遺伝性疾患が見つかったあとに加入・保証ができるおすすめの保険会社を並べています。

ペット保険も人間と一緒でライフスタイルや状況によってお勧めが違います。
なお今回は2019年7月時点の保険会社回答になります。加入時点で変更されている場合もあるので同じようにお問合せをしてから加入することをお勧めします。

ランキング ペット保険会社 補償対象か?
1位 アニコム損害保険会社
1位 アイペット損害保険
3位 PS保険
3位 FPC株式会社
3位 アクサダイレクトのペット保険
6位 ペット&ファミリー損害保険

 

ランキング1位はアニコムさんとアイペットさんです。
両社とも共通しているのが「補償開始日以降に発症した症状に対して保険金を支払う」ということでした。

補償対象となる保険会社の回答

実際のメール返答を掲載します。

アニコム損害保険会社

「アニコム損保あんしんサービスセンターでございます。
この度は、お問い合わせをいただきまして、誠にありがとうございます。

また、トイプードルちゃんのお申込みをご検討いただいておりますこと、
あわせてお礼申し上げます。

早速ではございますが、アニコム損保では、補償開始日以降に被ったケガ、
および待機期間(初年度のみ補償開始日より 30 日間)終了後に、
発症した病気につきまして、補償の対象としております。

そのため、変性性脊髄症を発症する可能性があると結果が出たとしても、
お申込みいただき、待機期間終了後に発症された場合は、
補償の対象となりますので、どうぞご安心ください。

その他、ご不明な点等がございましたら、ご連絡いただけますと幸いでございます。
それでは、〇〇様からのお申込みを、心よりお持ち申し上げております。」

すごく丁寧で具体的!ポイントを押さえたすばらしい回答です!
またこちらの心配を配慮していることがすごく伝わる文章です!
今回は文章の上手い下手を議論する記事ではないですが、一番好感を持てる回答でした。

アイペット損害保険

「いつもお世話になっております。
アイペット損害保険株式会社でございます。

このたびはお問合せをいただき、誠にありがとうございます。

当社のペット保険では、補償開始日以後に発症した症状に対して、
保険金をお支払いたします。

症状の発症が補償開始後であり、
かつ、治療目的の診療費であれば
保険金のご請求対象でございます。

※補償開始前に既に発症をしている場合には、
保険金お支払いの対象外となります。

ただし、予防目的や代替医療等、
保険金をお支払いできない場合がございます。」

アイペットさんも丁寧に回答してくれてます。
簡単にいうと「原則は補償対象だけど、補償できない場合もあるから注意してね」と書いてあり、全てが補償対象じゃないから気を付けてねと書いてあるのが保険会社らしい回答だな、というのが素直な感想です。

補償対象と言い切らなかった保険会社の回答

PS保険さん、FPC株式会社さん、アクサダイレクトさんの回答はほぼ同じです。

簡単にまとめると
「実際に請求が来てから判断します」
という回答でした。

断定しないで詳細を全て把握してから判断するという保険会社らしい回答ですね。
回答も非常に丁寧にいただけたので全く悪い印象はないです。

ただ、原則補償対象という保険会社があるのでそちらを選ぶほうが賢明ですね。

補償対象外の保険会社の回答

ペット&ファミリー損害保険さんです。
「弊社ペット医療費用保険は、先天性・遺伝性疾患および先天性・遺伝性疾患が原因となった傷病は補償対象外となります。
つきましては、お問合せいただきました「変性性脊髄症」は、恐れ入りますが、補償対象外となります。」

回答は非常に丁寧ではっきりしているので好感をもてます。
加入後に補償できる・できないのトラブルを防止するためにも、こういったはっきりとした回答は個人的に好きです!

まとめ

今回は遺伝性疾患とわかったけど、医師に診断はされていない状態で補償対処となるペット保険を調べてみました!

結果的にはアニコムさんとアイペットさんがお勧めのペット保険となりました。
両社はプードルがかかりやすい「膝蓋骨脱臼(パテラ)」に対しても補償対象となっていて、トイプードルの飼い主にはとてもお勧めのペット保険会社です。
以外と知らないかもしれませんが、そもそも膝蓋骨脱臼(パテラ)は補償対象外となっている会社も多いんです。

遺伝性疾患を調べて将来病気になる可能性があるとします。
病気は発症するかわかりません。
ただ、費用面を考えペット保険に加入し将来の心配に対する準備ができると、しっかり病気と向き合うことができ、少しは安心できると思いこの記事を書きました。

この記事が少しでもあなたのお役に立てれば幸いです!

 

最後に
犬は生き物であり家族です。
自分の理想と違ったからといって途中で飼育放棄はしないでください。
言うことを聞かないからといって虐待もしないでください。
全てのプードルと、あなたによい出会いがあることを願っています。

 

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